FOOD

ラーメンが愛されるわけ。ラーメンはどうして世界中で人気なのでしょう。

ラーメンの起源は「拉麺」と書く中国料理で、「拉(ラァ)」は引っ張る、「麺(ミェン)」は小麦粉を練ったものという意味です。それが日本で独自に発達し、世界中に広まりました。海外のラーメン店はパリやニューヨーク で1970~80年代にできはじめ、現代では、中国でも日式拉麺(日本式拉麺)として、本国の拉麺とは区別さ れています。日本に来る観光客も、ラーメンを日本食の一種ととらえ、これを食べることを目的の1つとして楽しみにしているようです。

興味深いのは、ハンバーガーやピザのような大手チェーンというより、小規模なチェーンや個人店として広が っている点です。この点を考察してみたいと思います。 まず、作る側から考えると、料理のプラットフォームとしてすぐれている点が挙げられます。プラットフォームとは共通の土台のことで、それをベースにさまざまにカスタマイズできるものです。ラーメンをプラットフォー ムとして考えると、スープと麺と具材という構成要素のルールが明快で、要素分解しやすく、それによって料理 人の創造性を刺激するクラフト性があるなど、必要な条 件を満たしているといえるのではないでしょうか。

食べる側から考えると、栄養素としては麺の炭水化物、 具材のたんぱく質があり、スープの脂質とうま味、塩味が十分に強いなど、クセになる要素が多くあります。現 代では過剰栄養になることも考えなければいけませんが、 発明された当時はすばらしい組み合わせだったと思われます。このように、ラーメンには、作る側からも食べる側からも、世界の人々に好まれる要素が多くあると考えられます。

TUBAKI

TUBAKI

和食は、自然の美しさや季節の移ろいを表現します。 「食ってなに」を本多醸造所を通して四季折々さぐってみたいとおもいます。

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